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こまつ座

posted:2019.3.6

こまつ座「イーハトーボの劇列車」山形公演を観てきました。
満席、それもそのはず井上ひさしさんは、川西町のご出身ですから
待ちに待った公演です。
懐かしい高校時代の先生や知り合いの顔もチラホラ。
 
「玄米 味噌 少しの野菜」
なんでも手に入る世の中だからこそ
改めて宮沢賢治の思想がテーマにされること、最近多い気がしています。
この公演も実際に「二項対立」が際立つストーリーで
「産業革命」「宗教」「生と死」
冒頭での「みなさんの何のためになるのか、私たちもわかりません、」
というような言葉どおり、この世に正しいことなど存在しないのだけれど
対立する意見、例えば父の言い分や福地の意見も
松田龍平さんを筆頭に取り囲む俳優陣の熱のこもった演技とともに、
深く同意しながら聞いてしまいました。
(「銀河鉄道の父」門井慶喜著は直木賞を受賞したそうで、気になっています)

二年前都会から地方に戻ってきた自分と重ねて考えることが多く
両方を客観的にみると宮沢賢治の生き方って、
100年もたつ現代では、なんだか真逆な気がしてなりません。
宮沢賢治の唱える、シンプルな生活ぶりが地方というのは果たしてそうでしょうか。
新しい家や道路や公共施設が次々と建設され、最新の機器を取り入れた教育や
大自然に囲まれた課外学習が少人数で受けられる。
高齢者に優しく生活が守られている、食べ物もおいしい、SNSで繋がっている、
地元心にあふれ我らが地域をおこしたいと思っている。

「田舎こそ都会」
住んでみると、住む前のイメージとは真逆のことが多かったです。
それが自分にとって居心地のいい場所かどうかは個人の価値観によりますが
「自分のいる地をユートピアに」
という言葉は、長い時代をこえても
私の胸に突き刺さりました。

川西町のローカルフード
「馬肉ラーメン」をいただきながら、
滋養とエネルギーをもらった一日でした。

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